42.公正取引委員会の全国温泉調査
今更という気がしないでもないが公取委が温泉の表示について悪質な場合、排除命令を出す決定を出した。源泉100%や天然温泉掛け流しと言った表示に注意が必要だ。もちろんそうでない場合はと言う事だ。しかし調査によるとお客様の8割以上が本物の温泉を利用したいと望む現状から「持つ者」と「持たざる者」に大きく隔たりのある受け止め方がもたらされている。同じ温泉地内にあっても所有権の有無や引湯方法、また源泉からの距離によっても使われ方には差が出てくる。自然噴出の湯量が多い恵まれたところでさえ使用量に応じてコストに差がある以上、全ての宿が同じ条件と言うわけには行かない。個々の宿の宣伝に限らず組合や観光協会での共同宣伝も難しくなってくる訳だ。各組織加盟の全施設が「源泉100%」と言い切れないのが実情ではないだろうか。 組合や観光協会の宣伝担当者は、頭を悩ましている。しかし今回の調査により全国で7割以上の施設が循環装置を使用せざるえない現状をお客様にご理解頂けたと言う事は、良い面もある。偽物温泉は、論外としてきちんと管理されたお風呂であるならば、受け入れて頂くほか無い。と言う、開き直りかも知れないがその現実を突きつけたわけだ。その上で源泉100%を望むなら可能な方法を考えればいい。湯量に応じた規模で衛生面に考慮した掛け流しの源泉100%の湯船を作り、そこから溢れ出た湯を循環風呂に導く方法などもある。源泉部分は「上湯=神湯」、循環部分は、「下湯」として入浴のルールの中で必ず「下から上へ」と定めるなど歴史ある温泉地なら必ずと言っていい掟があったはず。自館内で不可能なら外湯に頼るのも潔い。これらは一例に過ぎない。たとえ僅かでも源泉があるならば方法はある。湯量がないのに「露天風呂付きの部屋」等、拡大し続ける浴場の全てを源泉100%言うのは、どだい無理な話だ。うちは大丈夫と言われる宿もあるだろうが、ほったらかしの源泉100%よりきちんと管理された循環風呂の方が衛生面など良いかも知れない。ともかく一番心配なのは、温泉宿の信用を無くす事だ。間違いなく日本人の癒しの原点は、温泉にあると私は信じている。そのお客様を欺くと事で温泉離れを起こすような事があってはならないと思うのです。さてこれからの湯原温泉の広告宣伝、何を訴えていこうかな。やはり「本物温泉掛け流し、塩素無しですから下から上にご利用下さい、掛け湯しないは猿にも劣る」・・ちょっとエグいなぁ、しかも字余り。
今更という気がしないでもないが公取委が温泉の表示について悪質な場合、排除命令を出す決定を出した。源泉100%や天然温泉掛け流しと言った表示に注意が必要だ。もちろんそうでない場合はと言う事だ。しかし調査によるとお客様の8割以上が本物の温泉を利用したいと望む現状から「持つ者」と「持たざる者」に大きく隔たりのある受け止め方がもたらされている。同じ温泉地内にあっても所有権の有無や引湯方法、また源泉からの距離によっても使われ方には差が出てくる。自然噴出の湯量が多い恵まれたところでさえ使用量に応じてコストに差がある以上、全ての宿が同じ条件と言うわけには行かない。個々の宿の宣伝に限らず組合や観光協会での共同宣伝も難しくなってくる訳だ。各組織加盟の全施設が「源泉100%」と言い切れないのが実情ではないだろうか。 組合や観光協会の宣伝担当者は、頭を悩ましている。しかし今回の調査により全国で7割以上の施設が循環装置を使用せざるえない現状をお客様にご理解頂けたと言う事は、良い面もある。偽物温泉は、論外としてきちんと管理されたお風呂であるならば、受け入れて頂くほか無い。と言う、開き直りかも知れないがその現実を突きつけたわけだ。その上で源泉100%を望むなら可能な方法を考えればいい。湯量に応じた規模で衛生面に考慮した掛け流しの源泉100%の湯船を作り、そこから溢れ出た湯を循環風呂に導く方法などもある。源泉部分は「上湯=神湯」、循環部分は、「下湯」として入浴のルールの中で必ず「下から上へ」と定めるなど歴史ある温泉地なら必ずと言っていい掟があったはず。自館内で不可能なら外湯に頼るのも潔い。これらは一例に過ぎない。たとえ僅かでも源泉があるならば方法はある。湯量がないのに「露天風呂付きの部屋」等、拡大し続ける浴場の全てを源泉100%言うのは、どだい無理な話だ。うちは大丈夫と言われる宿もあるだろうが、ほったらかしの源泉100%よりきちんと管理された循環風呂の方が衛生面など良いかも知れない。ともかく一番心配なのは、温泉宿の信用を無くす事だ。間違いなく日本人の癒しの原点は、温泉にあると私は信じている。そのお客様を欺くと事で温泉離れを起こすような事があってはならないと思うのです。さてこれからの湯原温泉の広告宣伝、何を訴えていこうかな。やはり「本物温泉掛け流し、塩素無しですから下から上にご利用下さい、掛け湯しないは猿にも劣る」・・ちょっとエグいなぁ、しかも字余り。