三助の嘆き

この季節になると全国各地からホタル情報が流れてくる。特に温泉地にあっては露天風呂で湯浴みしながらホタルが眺められればお客様も喜ばれるだろう。河鹿蛙の涼しげな声とホタル、温泉の風情としては、最高でげすな。さて近年は、ホタルが増えてきたと思いませんか?特に養殖をしているわけでも無し、環境が良くなったとも思われない。それなのにホタルが増えている。物知りのお客さんから聞いた話だが農業が駄目になってきたのが一つの要因だとか。上流の農地が後継者難や高齢化で荒れている。農作物を守る為の農薬が使われなくなったので川が綺麗になる。ホタルの餌になるカワニナが増えてホタルも増えたという。日本人の食生活もドンドン変わってきて今は、お米もあまり食べなくなっているそうだ。作っても余ってしまうから休耕したり転作する。しかしお米以外のモノも海外から安く輸入されるので採算が合わず、結局は荒れ果てていく。その結果、ホタルが増えているという。考えさせられる話だ。温泉街の話題でゴミ問題もよく取りだたされている。5分別だとか8分別とか。宿屋のゴミは、メチャクチャ多い。ゴミの分別も大変と女将さんがぼやいていた。昔なら庭の落ち葉と一緒に燃やす事も出来たのに今は、ダイオキシンやら何やらで野焼きも禁止、楽しみだった落ち葉を集めた焼き芋も出来ない。落ち葉でも燃やして煙が立ち上ればゴミも一緒にと勘ぐられる。「李下に冠を正さず」ホントに住みにくい世の中になりましたなぁ。かと思えば、先日、町の建設業者が廃材を大量に燃やし温泉街に灰やら煤などが降り注ぐ事件がありました。露天風呂まで汚れて後始末が大変でした。その業者の社長さんは、町の議員さん。人口が少なくなると人材まで不足してくるのか?そんなモラルの低い人を議員に出さなければならないようなら町も終わりじゃなかろうか。現在、合併問題の話が進んでいるが広く優れた人材を集めて普く善政が行われるならそれも受け入れられる。カタストロフィー的に過疎化は進むそうだが我が山間地の温泉街もそれを突き進んでいるように思えて成らない。今のところお客様の数は変わらないが、宿屋だけが頑張っても周りが駄目になれば町は衰退する。何とかならんモンじゃろうかなぁ。